飲酒運転のクルマが踏切内で立ち往生、2000人の足に影響

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16日朝、神奈川県海老名市内にあるJR相模線の踏切で、乗用車が立ち往生しているのを接近した上り普通列車の運転士が発見。踏切手前で緊急停止した。クルマは脱輪しており、警察は運転していた27歳の男を飲酒運転容疑で調べている。

神奈川県警・海老名署によると、事故が起きたのは16日の午前8時25分ごろ。海老名市中野付近のJR相模線、門沢橋〜社家駅間の踏切内に乗用車が立ち往生しているのを、踏切に接近していた上り普通列車(八王子発/茅ケ崎行き、4両編成)の運転士が発見した。列車は踏切手前約30mで緊急停止。衝突は免れたため、負傷者はいなかった。

クルマは脱輪した状態。運転していた27歳の男性は酒臭く、後に行われたアルコール検知において酒気帯び相当量のアルコール分を検出したことから、警察では道路交通法違反(酒気帯び運転)と、過失往来危険容疑で調べを進めている。

このトラブルの影響で、JR相模線は当該の列車が現場で約30分間ストップ。他の列車上下2本が運休したほか、近接する時間帯の列車に最大29分の遅れが生じ、通勤通学客約2000人の足に影響が出た。

《石田真一》

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