高速道に誤進入の歩行者、複数台にはねられ12km引きずられる

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16日夕方、埼玉県寄居町内の関越自動車道下り線で、本線内に誤進入したとみられる歩行者が複数台のクルマにはねられて死亡する事故が起きた。遺体はトラックに引きずられたまま、現場から約12km離れた上里サービスエリア(SA)まで運ばれたとみられる。

埼玉県警・高速隊によると、警察か事故発生を認知したのは16日の午後6時30分ごろ。寄居町用土付近の関越自動車道下り線を走行していたクルマの運転者から「本線上に人が倒れている」との通報が寄せられた。

その後、「本線上に倒れていた人をはねてしまった」などの通報が13件(最初の通報を合わせると14件)相次ぎ、駆けつけた同隊員が寄居パーキングエリア(PA)手前約300m付近に多数の肉片や血痕が散乱しているのを確認した。

しかし、遺体は現場では発見できず、周辺の捜索を進めていたところ、現場から約12km離れた上里SAに入ったトラックの運転手から「トラックの底部に人の死体らしきものが引っ掛かっている」との通報が寄せられた。

複数台にはねられた上、約12kmに渡って引きずられた遺体は損傷が激しく、性別や年齢などもわからない状態だという。警察では死亡した人は寄居PAから誤進入したか、あるいは高速道路上を通る陸橋から飛び降りた可能性が高いとみて、調べを続けている。

《石田真一》

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