日産、レンタカーの新会社を設立

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日産自動車と子会社の日産フィナンシャルサービスは、6月に発表した「レンタカー事業の分社化」の詳細を決定した。新会社名を「日産カーレンタルソリューション」とし、日産自動車の関連会社である日産ネットワークホールディングスの子会社として12月1日に設立する。

新会社は日産フィナンシャルサービスのレンタカー事業部門を分社化するもの。社長には酒寄誠氏が就任する。人員は240人程度を予定している。

日産フィナンシャルサービスは現在、レンタカー事業を「日産レンタカー」ブランドで全国展開している。レンタカー事業は車の使い方の多様化により今後も成長することが見込まれており、日産はレンタカー事業を日産グループの重点事業と位置付けている。

新会社はレンタカー事業の拡大を図ることに加え、レンタカー利用者が日産車の購入につながるような活動を推進するなど、マーケティングの機能も持たせることで、日産車のマーケティング活動への貢献を図る。マーケティング会社としてのクリエイティブな提案型のサービスを目指す狙いから、社名を日産カーレンタルソリューションとした。

ブランドについては従来通りの日産レンタカーを引き続き使用する。

一方で、日産フィナンシャルサービスは販売金融と自動車リース事業に特化し、この分野での事業発展を図る。

《レスポンス編集部》

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