ヤマハ、車いす用電動補助ユニットでダ・ヴィンチ賞を受賞

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ヤマハ、車いす用電動補助ユニットでダ・ヴィンチ賞を受賞
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ヤマハ発動機は、同社が開発した手動車イス用電動補助ユニット「JW-II」が全米多発性硬化症協会ミシガン支部が主催する「2008年ダ・ヴィンチ賞」を受賞したと発表した。米国ディアボーン市にあるリッツ・カールトンホテルで授賞式が行われた。

ダ・ヴィンチ賞は、病気や怪我によって思うように身体が動かせなくなった人々が社会参加するために役立つ革新的な技術や研究に与えられる賞で、全米多発性硬化症協会が2001年から始めた世界的に名誉ある賞。

日本の企業が受賞するのは今回が初めて。

JW-IIは、「人の力」と「電気の力」を融合して走行する電動ハイブリッド自転車PASに使用されている技術「パワー・アシスト・システム」を応用、手動車イスのハンドリムを漕ぐ力を電気の力で補助するユニット。手動車イスの手軽さはそのままに、今まで負担の大きかった坂道や、長距離走行もスムーズに操作できまる。ユニット装着状態で車イスの折りたたみも可能で収納、持ち運び、自動車への積載などに利便性を発揮する。

使い慣れた手持ちの手動車イスに装着できることが可能で、手動車イスと同じ操作を行うため、残存機能の維持にも役立つ。また、肉体的負荷が軽減されるため、行動範囲の拡大や社会参加促進に貢献する点が評価されたとしている。

《レスポンス編集部》

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