BMWジャパンは、MINIのラインナップで最も高い出力とトルクを実現したハイ・パフォーマンス・モデル『MINI John Cooper Works(ジョン・クーパー・ワークス)』を発売すると発表した。9月25日から予約注文の受付を開始し、納車は10月中旬以降の予定。
MINI John Cooper Worksはオクスフォード工場で生産され、BMWグループが開発した高性能なエンジンを搭載する。ツインスクロール・ターボチャージャーおよびダイレクト・インジェクション・システムを採用した新開発4気筒エンジンは、最高出力211hp/6000rpm、最大トルク260Nm/1850 - 5600rpm(オーバーブースト時は280Nm/2000 - 5300rpm)を発生、0 - 100km/h加速性能は6.5秒で、最高速度は238km/hを発揮する。
ハイ・パフォーマンスでありながら同時に高い燃費効率と低CO2排出を実現する。EUテスト・サイクルでの平均燃料消費量は100kmあたり6.9リットルと、「MINI Cooper S」と同レベルの燃料効率を実現。1km走行あたりのCO2排出量は165gに抑えられており、欧州のEU5、アメリカのULEV-IIというふたつの厳しい排出ガス基準のすべてをクリアしている。
また、専用デザインによる超軽量アロイホイール、高性能ブレーキ・システム、新開発のエキゾースト・システム、改良型6速マニュアル・トランスミッションは、ニューMINI John Cooper Works CHALLENGEのレースカーから受け継いでおり、モータースポーツで培われた技術を反映したモデルとなっている。
価格は363万円。