東洋ゴム、低燃費タイヤの公開テストを実施

エコカー 燃費

東洋ゴム工業は、9月5日にトーヨータイヤジャパン・北海道販売カンパニー、栗林トーヨータイヤと、北海道内の運送会社、バス会社、大型カーディーラー、タイヤ販売店など約90人の関係者を集め、道央自動車道で低燃費タイヤ『ZEROSYS』の公開燃費テストを実施した。

公開燃費テストでは、コースとなった道央自動車道の北広島ICと千歳ICの間の16キロの距離を、新品から約40%摩耗したスタッドレスタイヤと、リブタイプの低燃費タイヤをそれぞれ大型トラックに装着して往復し、使用した燃料の量を比較した。

実験の結果、低燃費タイヤZEROSYSは、摩耗したスタッドレスタイヤより15%燃費が向上していることが実証された。

東洋ゴム、トーヨータイヤジャパンでは従来、新品タイヤの低燃費タイヤZEROSYSと汎用タイヤの公開燃費テストを全国各地で実施し、ZEROSYSの燃費削減効果を実証する取り組みを行なってきた。今回の公開燃費テストでは、新品タイヤに比べ転がり抵抗が低くなった摩耗したタイヤとの比較でも、ZEROSYSが燃費削減効果が高い結果を得られたと、している。

同社では今後も、こうした活動を通じ、燃費削減を提案しながら、CO2削減につながる環境への取り組みを積極的に展開するとしている。

《レスポンス編集部》

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