三菱電機は、HDDカーナビゲーションシステムの新製品「NR-HZ001」シリーズを11月5日から発売すると発表した。
タッチパネルや音声認識といった異なる操作ツールを一括制御する「マルチリレーオペレーション」により、操作性の向上を図ったワンセグ専用地上デジタルTVチューナー内蔵モデルのHDDナビゲーション「NR-HZ001」、ワンセグ対応地上デジタルTVチューナー(1セグ+12セグ)を標準装備したモデル「NR-HZ001-DTV」の合計2モデルを市場投入する。
タッチパネル・音声・リモコン・ドラコン(オプション)の4つの操作ツールはこれまで、各々独自の操作遷移となっていたが、新開発のHMIのマルチリレーオペレーションにより、どの操作ツールでも同じ動き方をする共通の操作遷移を実現した。ドライバーの好みに合わせて、その都度一番使いやすい操作ツールを直感で選べる。
また、音声による操作では、全国の主要施設約1000万件を簡単に検索できる新開発の「超大語彙音声認識技術」を搭載したほか、うっかり不要な言い回しをつけて発話しても音声コマンドを抽出できる「キーワード抽出」、音楽の再生中であってもミュートせずに音声を認識可能な「ミュージックキャンセラ」を搭載、音声による操作がより使いやすく簡単になった。
価格はオープン価格で、両モデル合計で月間1万台を生産する計画だ。