ゼネラルモーターズ・アジア・パシフィック・ジャパンは26日、キャデラック「DTS」の冷凍防止用ヒータに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2006年5月25日 - 2007年12月20日に輸入された154台。
洗浄液の凍結防止用ヒータを制御する電子回路に、製造工程で異物が付着したものがあり、回路が短絡し、火災が発生するおそれがある。
全車両、対策配線キットを装着するが、対策品の供給に時間を要するため、暫定措置として、ヒータ部への電源供給用ヒューズを取り外し、機能を停止する。
不具合発生はなく、本国メーカーからの情報でわかった。事故は起きていない。