死亡ひき逃げの男、容疑車両に放火

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愛知県警は25日、愛知県半田市内の県道で死亡ひき逃げ事故を起こしたとして、68歳の男をひき逃げ容疑で逮捕した。事故後、自宅近くの空き地で容疑車両に放火しているのを近隣住民に発見されたことから、逮捕に至ったという。

愛知県警・半田署によると、事故が起きたのは24日の午後11時35分ごろ。半田市住吉町2丁目付近の県道で、道路を横断しようとしていた81歳の男性が進行してきたクルマにはねられた。男性は全身を強打。近くの病院に収容されたが、事故から約2時間30分後に死亡した。

警察では死亡ひき逃げ事件として捜査を開始したが、翌25日の朝になって同市内の住民から「空き地でクルマが燃えている」との通報が入った。現場に急行した同署員がクルマの近くにいた68歳の男から任意で事情を聞いたところ、「枯れ草を燃やしたところ、クルマに延焼した」と説明した。

しかし、周囲に枯れ草はみられず、クルマには事故による破損の痕跡などがみられることから、男に任意同行を求めたところ、ひき逃げの事実を認めたため、自動車運転過失致死と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。

男はカラオケボックスから帰宅する途中に事故を起こしており、飲酒運転だったとみられる。警察ではアルコール量の特定を急ぐとともに、証拠隠滅の容疑でも調べを進める方針だ。

《石田真一》

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