日本自動車工業会が発表した8月の自動車輸出実績によると、四輪車の輸出台数は、前年同月比2.2%減の49万6735台となり、37か月ぶりにマイナスとなった。
車種別では乗用車が同4.0%減の43万691台と13か月ぶりに前年割れとなった。トラックは同6.7%増の5万4363台と順調で、バスも同39.3%増の1万1681台と大幅に増えた。
輸出の地域別では、アジア、中近東、欧州向けは順調で前年を上回った。しかし、北米向けが同18.0%減となったのをはじめ、中南米、アフリカ、大洋州が落ち込んだ。
輸出金額は、車両分が94億9924万ドル、部品分が25億1302万ドルの総額120億1226万ドルとなり、前年同月と比べると2億6352万ドル、2.2%の増加だった。