ダイハツ工業は30日、軽自動車『ムーヴ』『ミラ』2車種のブレーキマスターシリンダーに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2007年7月13日 - 同年9月18日に製作された2万8960台。
ブレーキのマスターシリンダー内のピストンカップの製造工程で異物が混入しているものがあり、ピストンカップに亀裂が生じ、制動力が低下するおそれがある。
全車両、マスターシリンダーの製造ロット番号を確認し、該当するものはマスターシリンダーを良品と交換する。
不具合発生件数は5件で、市場からの情報で発見した。事故は起きていない。