【アウディ A4アバント 詳報】上質な走りの3.2FSIクワトロ

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【アウディ A4アバント 詳報】上質な走りの3.2FSIクワトロ
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アウディ『A4アバント』のラインナップは、セダンと同じ「1.8TFSI」と「3.2FSIクワトロ」の2種類。売れ筋はリーズナブルな1.8TFSIとなるが、上級モデルとなる3.2リットルモデルも魅力溢れるクルマに仕上がっている。

3.2リットルの直噴エンジンは低速域から力強く、しかも高回転まで滑らかに吹け上がってくれるので、新しいA4アバントのスタイリングにマッチした悠々とした走りを披露する。組み合わされる6速ATの変速も滑らかで、心地よい加速感をもたらしてくれる。この心地よい加速感とゆとりは1.8TFSIでは味わえないものだ。

駆動方式も1.8TFSIはFFとなるが、3.2では4WDのクワトロとなる。このクワトロシステムは、イニシャルの駆動力配分が40:60とリヤ寄りに配分されているために、立ち上がりでアクセルを踏み込んだ際に後輪が踏ん張ってくれるので、FR車のようなスムーズなコーナリングが可能となる。

もちろん滑りやすい路面では、瞬時に前輪の駆動力を強めてくれるので、雪道などでも安定感のある走りを与えてくれる。

また、オプションのアウディドライブセレクトを装備すれば、サスペンションの減衰力やステアリングレシオ、アクセルレスポンスなどが統合的に制御され、それをコンフォート、ダイナミック、オートの3種類のモードから選ぶことが可能となる。

コンフォートを選べば上質な乗り心地となるが、ダイナミックを選べば乗り味は豹変し、たちまちスポーティなフィーリングとなる。3.2リットルを買うなら、このドライブセレクトは是非とも選んで起きたい装備だ。

3.2クワトロの価格は1.8Tよりも226万円も高くなってしまい、兄貴分『A6アバント』の「2.8FSIクワトロ」と変わらない価格になってしまうが、それだけの魅力を持っているモデルだ。

《岡島裕二》

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