石油資源開発、東京ガス、東北電力は、仙台市ガス事業民営化にかかる事業継承者選定手続きの応募提案について3社共同で検討することで合意し、3社を中核企業とする単一グループとして仙台市ガス局に資格審査申請書を提出した。
石油資源開発は、原油・天然ガスの生産、販売を行うとともに、公営ガス事業の民営化に関して、連結子会社の白根瓦斯を通じて2004年に新潟県白根市(新潟市)から、2005年に新潟県燕市から事業譲渡を受け、都市ガスの安定供給を継続している。
また、同社は、仙台市ガス局に対して、2002年から新潟・仙台間ガスパイプラインを通じた天然ガス供給を実施している。
今回の資格審査申請に際し、一般ガス事業に高度なノウハウを持つ企業、地元を代表する企業と相互に協力することが不可欠であると判断し、東京ガス、東北電力と3社共同で申請することにした。
今後は仙台市ガス局が示している民営化スケジュールに沿って、事業内容の調査、事業採算性の評価、契約諸条件の精査などを行い、応募提案への対応を3社共同で検討する。