スバル、近畿と九州で販売体制を再編

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スバル、近畿と九州で販売体制を再編
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富士重工業(スバル)は、10月1日付で近畿地区と九州地区の同社が出資する販売会社の体制を再編すると発表した。地域密着型の営業活動などを実現する新しい合理的な経営体制を構築する。

両地区では、それぞれ大阪スバルと福岡スバルを統括会社と位置づけ、その他の販売会社は傘下の事業会社として、経営および間接業務の広域化と営業活動の地域化を実現する。

具体的には、富士重から統括会社へ各地区の事業会社となる販売会社の株式を譲渡しグループ化するとともに、各社の間接業務を統括会社に集約しながら営業活動に経営リソースを集中させる環境をつくることで、効率的な経営と地域に密着した現場営業力の向上を図る。

統括会社は、地域事情を考慮したマーケティング施策を実施、地区内の販売ネットワークの最適化、新車の在庫管理などバックオフィス業務の一元管理などを行いながら地区全体の事業運営・管理に責任を負う。これに伴ってコンプライアンス対応や顧客相談対応の専任者などを配置、地区全体の経営力・顧客対応力の向上を図る。

一方、事業会社は統括会社の傘下で、営業活動を中心とした担当地域の事業運営に責任を負う。

大阪スバルは京都スバル、滋賀スバル、兵庫スバルを傘下に置く。地区販売台数は2万4000台。福岡スバルは西九州スバル、熊本スバル、大分スバル、南九州スバル、新沖縄スバルを傘下に置く。地区販売台数は2万7000台。

富士重は、国内市場の動向が不透明な環境に加えて、顧客ニーズの高度化・多様化などに対応するため、新体制に移行して効率的な経営リソースに再配分する。

今回対象となる2地区以外については、先行する2地区で得られたノウハウを活用し、新体制への移行準備を進め、2009年内に終了させる予定。

《レスポンス編集部》

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