三菱電機は、モーター製品の一部について2009年1月1日受注分から価格を値上げすると発表した。値上げ幅は、三相モータが15%、三相耐圧防爆型モータが20%、ポリ巻き水中モータが15%、ギヤードモータが10%。
モーターやギヤードモーターなどの主要原材料である電磁鋼板、鋳鉄などの価格は依然として高騰が続いている。同社ではこれまで、製品の安定供給を続けるため、原材料の確保とともに生産性向上を図ってきたが、原材料価格の高騰を企業努力だけで吸収することが困難な状況となってきたため、値上げに踏み切るとしている。