双日と日立、韓国でモノレールシステムを受注

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双日と日立、韓国でモノレールシステムを受注
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双日の韓国法人である双日韓国は、日立製作所と共同で韓国政府調達庁から、大邱広域市都市鉄道3号線向けに日立跨座型モノレールシステムを受注したと発表した。

受注したのは、モノレール車両と信号システムなどの基幹システム一式。韓国では、都市交通モノレールシステムの導入は初めて。

今回受注したプロジェクトは、韓国南東部の中心都市で、人口約250万人の大邱広域市の中心街を経由して北西部と南東部を結ぶ、全長約24kmの路線。大邱広域市の計画では、2009年上半期から建設工事を開始し、2014年10月に全線営業開始の予定。

都市鉄道3号線は、都市集積が進む一方、豊かな緑や河川のある大邱広域市の都心部や郊外の住宅近隣地域を結ぶ予定。既存の都市景観を最大限保護し、建設期間中の地上道路交通への影響も最大限防ぐシステムで、都心回遊型の観光資源として活用できるというメリットを考慮した結果、レールをまたいで走行する跨座型モノレールシステムを選定。双日の鉄道プロジェクトにおける豊富な経験、日立製作所の安定した納入実績や、高い信頼性・先進性・保守性などが高く評価された。

システムの特徴としては、アテンダントの添乗によるドライバーレス自動運転システムを適用する。さらに、緊急時の乗客の安全を確保するための設備として、車上スプリンクラー装置やスパイラルシュータによる脱出装置を装備するほか、周辺住宅へのプライバシー侵害を防止する目的として、住宅近隣地区等を通過する際にあらかじめプログラムされた制御により、側面ガラスが曇るミストグラス装置を備える。

《レスポンス編集部》

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