ひき逃げ逮捕の運転者は容疑を一部否認

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9月28日未明、和歌山県和歌山市内の県道で、道路を横断しようとしていた男性がひき逃げされて死亡する事故が起きた。警察では後に出頭してきた29歳の男を逮捕した。

和歌山県警・和歌山北署によると、警察が事故発生を認知したのは9月28日の午前4時10分ごろ。和歌山市梶取付近の県道を通り掛った人から「道路に頭から血を流した男性が倒れている」との110番通報が寄せられた。男性は近くの病院に収容さたれが、頭部強打が原因でまもなく死亡。後の調べで現場近くに住む52歳の男性と判明した。

男性の着衣にはタイヤ痕があり、周囲にウインカーなどの破片が散乱していることから、警察ではトラックなどの車両にひき逃げされたものと判断。死亡ひき逃げ事件として捜査を開始したが、同市内の交番に出頭してきた29歳の男が「何かに当たった」と供述。車両検証の結果、事故への関与が明らかになったため、自動車運転過失致死と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

調べに対して男は「青いビニールシートのようなものに当たった」と供述しているものの、「人とは思わなかったから走り去っただけであり、ひき逃げの意思はない」などとして容疑事実の一部を否認しているようだ。

《石田真一》

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