【パリモーターショー08】トヨタア ベンシス 新型…初公開

自動車 ニューモデル モーターショー
【パリモーターショー08】トヨタア ベンシス 新型…初公開
【パリモーターショー08】トヨタア ベンシス 新型…初公開 全 12 枚 拡大写真

トヨタ自動車は10月2日、パリモーターショーで新型『アベンシス』を発表した。新型は3代目。欧州ではレクサスを除けば、トヨタのフラッグシップに位置づけられるセダン&ステーションワゴンだ。

新型のボディサイズはセダンが全長4695×全幅1810×全高1480mm。ワゴンが全長4765×全幅1810×全高1480mm。現行型と比較すると、全高は変わらないが、全長と全幅はそれぞれ50mm大きくなった。

拡大したサイズを生かして、ボディサイドのボリューム感は現行よりも大幅アップ。フロントはオーソドックスな横基調グリルを採用するが、ヘッドランプはボディサイドまで回り込み、斬新なイメージを与える。

ワゴンはサイドから見ると、小さなウインドウグラフィックと現行よりも寝かされたテールゲートがスポーティに映る。フランスにあるトヨタのデザイン拠点、ED2が手がけた流麗なフォルムは、空気抵抗係数cd値0.28(セダン)、0.29(ワゴン)と優秀だ。

エンジンはガソリン3種類、ディーゼル2種類の合計5ユニット。ガソリンは1.6リットル直4(132ps、16.3kgm)、1.8リットル直4(147ps、18.4kgm)、2.0リットル直4(152ps、20kgm)。ディーゼルは2.0リットル直4(126ps、31.6kgm)、2.2リットル直4(150ps、34.7kgm)。2.2リットルには高出力版(177ps、40.8kgm)も設定される。

ミッションは6速MTが基本で、ガソリンの1.8/2.0リットルには、「マルチドライブS」と呼ぶCVTを用意。ディーゼルには6速ATも設定される。環境性能も引き上げられ、CO2排出量は現行比でガソリンが10 - 26%、ディーゼルが10%改善された。

グレード構成は標準、「Sol」、「エグゼクティブ」、「プレミアム」の4モデル。新型は英国工場で生産され、欧州市場に2009年1月に投入される。日本への導入は、現時点では未定である。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 世界最高級ピックアップトラック誕生!? トヨタ『センチュリーピックアップ』の可能性
  3. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  4. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  5. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る