VWジャパン、豊橋の明海埠頭第1号岸壁の改修工事が完了

自動車 ビジネス 企業動向

フォルクスワーゲン・グループ・ジャパンと総合開発機構は、VWグループ各社の完成車両の陸揚に使用してきた「明海埠頭第1号岸壁」の改修工事を完了するとともに、20年間のリース契約を新たに締結したと発表した。

明海埠頭第1号岸壁での陸揚作業は10月7日にドイツ・エムデン港から入船したGeorgia Highway号以降、本格的に再開する。

総合開発機構が所有する明海埠頭第1号岸壁は、これまで世界各国の生産工場から自動車専用船で輸送されてくるVW車などの完成車両をこれまでに累計96万台陸揚してきた。

「桟橋式」の同岸壁は海中から屹立する鋼鉄製の杭が上部を支える構造となっている。今回、竣工以来の塩害による経年劣化に加え、近年大型化する自動車専用船の接岸に耐える強度の確保を目的として、主構造体の杭を補強するとともに上部を刷新する大規模な改修を行った。

VWジャパンでは今回の改修工事、長期リース契約の再締結により、これまで以上に安全な陸揚作業と効率の良い新車整備が可能となるとしている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサス『LM』対抗!これがメルセデスベンツ最高級ミニバン、『Vクラス』後継の最終デザインだ
  2. 下請法が「取適法」に…2026年1月施行の改正ポイントは?
  3. 三菱ふそう、『スーパーグレート』3万1122台をリコール…ACMブラケットに不具合
  4. 販売わずか3年の希少車種、「角目」のいすゞ『117クーペ』【懐かしのカーカタログ】
  5. ジープ『グラディエーター』、カナダで約120万円値下げ…2026年型を年内発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る