トヨタ米国新車販売は29.5%減…9月実績

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トヨタ米国新車販売は29.5%減…9月実績
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米国トヨタ販売は10月1日、9月の新車セールスの結果を公表した。総販売台数は14万4260台で、前年同月比は29.5%と大幅に失速。10か月連続のマイナスとなった。

前年実績を上回ったのは、トヨタブランドでは『ヤリス』『シエナ』『ランドクルーザー200』『セコイア』、レクサスブランドでは『LX』の合計5モデルだけだった。

トヨタブランドのヤリス(日本名『ヴィッツ』、『ベルタ』)は、5721台を販売。前年同月比は0.1%増と8月までの勢いが衰えた。北米専用ミニバンのシエナは1.9%増の9647台、ランドクルーザー200は18.9%増の186台、北米専用大型SUVのセコイアは27.4%増の2030台と好調だった。

しかし、ベストセラーセダンの『カムリ』は24%減の2万9486台、『カローラ』は24.9%減の2万1316台、『RAV4』は25.5%減の1万305台、『4ランナー』(日本名『ハイラックスサーフ』)は60.4%減の2963台、『タンドラ』は59%減の7696台と大ブレーキとなった。『プリウス』は9.3%減の1万873台と、まだまだ需要に供給が追いついていない状況だ。

レクサスブランドでは高級SUVの『LX570』(トヨタ『ランドクルーザー200』のレクサス版)が、280.8%増の647台と富裕層に支持されている。しかし、『GS』は39%減の977台、『LS』は55.8%減の1238台と不振だった。『RX』(日本名トヨタ『ハリアー』)も38.4%減の4639台と落ち込んでいる。

《森脇稔》

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