広島、仙台にリアルタイム プローブ交通情報を提供開始…全力案内!

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ユビークリンクは、携帯総合ナビゲーションサービス『全力案内!』での「リアルタイム・プローブ交通情報」の提供を10月1日より広島、仙台でも開始した。

リアルタイム・プローブ交通情報は、提携タクシーや全力案内!利用者から収集した位置データから、即時に混雑・渋滞情報を生成して提供するもの。VICS提供道路以外でも現時点の交通情報を加味してルートを引くため、最適な経路案内や到着時刻案内が可能だという。

リアルタイム・プローブ交通情報は、すでに東京、横浜、川崎、湘南、福岡、兵庫、名古屋、札幌で提供中。今回、新たに仙台と広島が加わる形となる。ユビークリンクでは、今後も全国主要都市を中心に渋滞情報提供道路の対象地域を順次拡大していく予定だという。

ユビークリンクでは、プローブ交通情報の生成のため、現在全国のタクシー会社24社から、約7000台のタクシー走行データを提供を受けている。2008年末には約1万3000台に拡大予定だ。これらの蓄積された走行データによる「プローブ交通情報」から、現時点のの交通情報を提供する「リアルタイム・プローブ交通情報」の切り替えによって、以下のようにサービスが向上するという。

(1)幹線道路以外の道路(道幅が5.5m未満の道路や生活道路は除く)の“今”の渋滞状況が確認できるため、渋滞を回避した快適な走行が可能に。
(2)車ナビで案内する最適(最速)経路、到着予想時刻の精度が高まる。
(3)渋滞を回避することで平均車速もあがるため、燃費を向上、CO2排出量も減少できる。

野村総研が平日都内で行った実車テストでは、交通情報利用せず幹線道路を走行し続けたケースに比べて平均19%、最大33%の旅行時間短縮、平均14%、最大24%の燃費向上が図れたという。

《北島友和》

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