【おいしい中古車】日産 スカイライン GT-R R33型

自動車 ビジネス 企業動向
【おいしい中古車】日産 スカイライン GT-R R33型
【おいしい中古車】日産 スカイライン GT-R R33型 全 3 枚 拡大写真

第2世代GT-Rの穴場的存在を見つけた!

07年モーターショーの華と言えば、やはり日産『GT-R』。超ド級のスペックを引っさげて登場したわけですが、スペック同様に価格も大幅にアップ。維持するにも結構なお金が必要という話も出ていて、欲しいは欲しいけど、ちょっと手が出ないという人も多いのではないでしょうか? そんな人にオススメしたいのが、「R33」の『スカイラインGT-R』です。

今普通に買えるGT-Rは、R32、R33、R34の3モデル。ただし、R34の「VスペックIIニュル」などは、プレミアがついて新車価格より高い値段で売られています。R34の相場はベースグレードも含め、R32、R33と比べるとズバ抜けて高いんです。

となると、ターゲットはR32かR33。実はこの両者、R32のほうが人気が高いことから、相場的に大きく変わらないんです。シャープなスタイリングのR32に対し、ちょっとボテっとした印象のR33。その辺りの人気が反映されて、R33はちょっと穴場的存在にあるんです。

R32との重量差は?

やれデカイだの重そうだのと言われるR33ですが、R32との違いは重量にすればたったの60kg。しかもトルクアップしたエンジンやアクティブLSD、電動スーパーハイキャス、ブレンボ製キャリパーなど、重量増を補って余りあるスペックアップが図られているのです。

それを証明しているのが、世界一過酷なサーキットとして知られているニュルブルクリンクのラップタイムです。1周20kmを超える北コースは、今回取り上げているGT-Rを初め、さまざまなスポーツカーの開発の舞台となっています。R32が記録したラップは8分20秒。これでも十分速いのですが、R33はついに8分の壁を破り、7分59秒という記録を打ち立てました。開発に赴いた遠征部隊は、ここに数か月とどまり、車両のセッティングを煮詰めていったそうです。情熱と技術、そして、R32 GT-Rから5年の歳月をかけた結果、成しえた大記録でした。余談ですが、最新型のGT-Rは7分38秒を記録しています。

ノーマルで乗られている物件が多いのも注目ポイント

もう一つR33をオススメする理由として、維持費の面が挙げられます。R33もすでに10年選手ではありますが、R32は登場からすでに18年。いくら丈夫な国産車と言えども、スポーツカーということも考えれば、やはりそれなりの整備は必要になってきます。さらに言えば、R33はノーマルで乗られていた物件がR32に比べて多い。チューニングは、やり方によっては車の寿命を縮める要因になる場合もあるので、その点もR33がおいしい理由の一つになります。

では、走行距離が同じで、修復歴なしの条件でR32とR33の物件を見てみましょう。

R32:H5年式+2.8万km+修復歴なし=298万円

R33:H10年式+2.8万km+修復歴なし=278万円

なんと、R33のほうが20万円安いという逆転現象が起きています。R32より速くて丈夫でかつ安いときたら、これを狙わない手はないでしょ! ほら重そうに見えたR33のスタイリングだって、これを聞けば重厚感があるボディに見えてきたりしませんか?

さて、最後にダメ押しを。これはR32、R33、R34問わずなのですが、新型GT-Rが登場したことで今後はそれぞれの相場が下がってくるはず。新型が出れば旧型の相場が下がる。これは中古車のセオリーですね。さぁGT-Rファンのみなさん。中古のGT-Rはこれからが買い時ですよ!

【日産 GT-Rの物件を探す】

参考URL:http://publish.carsensorlab.net/
editor/category_849/_2028.html

《カーセンサーnet》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 1回あたり300円、10分で施工できる凄技コーティング、洗車機との相性も抜群『CCウォーターゴールド』が選ばれる理由PR
  2. タイヤブランドGTラジアルよりオールシーズンタイヤ「4シーズンズ」発売
  3. マツダ、電動セダン『EZ-6』世界初公開、24年発売へ SUVコンセプトも…北京モーターショー2024
  4. アルファロメオ『ステルヴィオ』後継モデルは、大容量バッテリー搭載で航続700km実現か
  5. 【ホンダ ヴェゼル 改良新型】開発責任者に聞いた、改良に求められた「バリュー」と「世界観」とは
  6. スバルとスカイラインにフィーチャー…第4回アリオ上尾 昭和平成オールドカー展示会
  7. トヨタが新型BEVの『bZ3C』と『bZ3X』を世界初公開…北京モーターショー2024
  8. ホンダ ヴェゼル 改良新型、純正アクセサリーで“自分らしさ”を表現する
  9. ディフェンダー 最強モデル「OCTA」、V8ツインターボ搭載…7月発表へ
  10. BMWの4ドアクーペEV『i4』、改良新型は表情変化…北京モーターショー2024
ランキングをもっと見る