首都高速道路は、電気自動車(EV)の普及促進に貢献するため、首都高速道路の大黒パーキングエリアと平和島パーキングエリア(上り)に電気自動車用急速充電器を試行設置すると発表した。高速道路会社として初めての試みとなる。
大黒パーキングエリアについては10月10日から、平和島パーキングエリアでは10月末頃から運用を開始し、当面1年間の試行期間中は、無料で利用できるようにし、その後は電気自動車の普及状況等を勘案しながら運用方法を検討するとしている。
急速充電器を使用すると、5分で約40km、10分で約60km走行分の充電をすることができ、首都高速道路を電気自動車で利用するユーザーの利便性向上に繋がるとし、今後さらに、他のパーキングエリアにおいても導入を検討している。
なお、大黒パーキングエリアで3日間にわたり開催する環境イベント「首都高エコ・ロマンティックパーキング」の初日、10月10日10時30分からおこなう開会式の中で、電気自動車の急速充電デモンストレーションがおこなわれる。