フタバ産業、過去の決算を訂正する可能性

自動車 ビジネス 企業動向

フタバ産業は、過去に発表した決算を訂正する可能性があると発表した。

同社によると今年9月末に、会計監査人であるあずさ監査法人から、同社の金型・設備に関連する仕掛品、建設仮勘定の会計処理を再調査した結果、過去に発表した決算の訂正が必要な場合、決算訂正を行ってほしいとの要請があった。同社はこれを受けて社内調査委員会を立上げ、事実確認したところ、過去の決算について修正が必要と思われる会計処理が発覚した。引続き社内調査を進めている。

同社はここ数年、自動車メーカーからの受注が急増しており、ニーズに対応してきた。しかし、会計処理量の増加に伴い、会計処理の前提となる情報の伝達やチェックに齟齬をきたしたことから、仕掛品及び建設仮勘定において振替処理の遅れ・漏れが発生し、修正が必要と思われる会計処理につながったとしている。

現時点で判明している影響額は連結経常利益が2008年3月期が248億円が125億円マイナスの123億円となる見通し。2007年3月期が234億円としていたが、164億円、2006年3月期が194億円としていたが144億円に訂正となる見通し。

同社では内容が確定次第、適正な開示を行うとともに、第三者のアドバイスも受けながら再発防止策をまとめるとしている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. マッスルカー『チャージャー』、内燃エンジン仕様が登場…直6ツインターボで550馬力
  3. エアレスタイヤ搭載でペダルもなし、免許不要の特定小型原付「Future smart」発売
  4. ホンダ『レブル250 Eクラッチ』が爆売れ!? ペダルだけでシフトチェンジできる「Eクラッチ」の魅力をおさらい
  5. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ...ワイド&ローのフォルムに注目だ!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る