フタバ産業、過去の決算を訂正する可能性

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フタバ産業は、過去に発表した決算を訂正する可能性があると発表した。

同社によると今年9月末に、会計監査人であるあずさ監査法人から、同社の金型・設備に関連する仕掛品、建設仮勘定の会計処理を再調査した結果、過去に発表した決算の訂正が必要な場合、決算訂正を行ってほしいとの要請があった。同社はこれを受けて社内調査委員会を立上げ、事実確認したところ、過去の決算について修正が必要と思われる会計処理が発覚した。引続き社内調査を進めている。

同社はここ数年、自動車メーカーからの受注が急増しており、ニーズに対応してきた。しかし、会計処理量の増加に伴い、会計処理の前提となる情報の伝達やチェックに齟齬をきたしたことから、仕掛品及び建設仮勘定において振替処理の遅れ・漏れが発生し、修正が必要と思われる会計処理につながったとしている。

現時点で判明している影響額は連結経常利益が2008年3月期が248億円が125億円マイナスの123億円となる見通し。2007年3月期が234億円としていたが、164億円、2006年3月期が194億円としていたが144億円に訂正となる見通し。

同社では内容が確定次第、適正な開示を行うとともに、第三者のアドバイスも受けながら再発防止策をまとめるとしている。

《レスポンス編集部》

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