【トヨタ iQ 発表】強いてあげるならば…ベンチマーク

自動車 ニューモデル 新型車
【トヨタ iQ 発表】強いてあげるならば…ベンチマーク
【トヨタ iQ 発表】強いてあげるならば…ベンチマーク 全 5 枚 拡大写真

11月20日発売のトヨタ『iQ』がライバル視しているクルマはあるか。10月15日の幕張メッセでの発表会でトヨタ関係者からは、「ライバルを強いてあげるならば」という前置きが付いて、「ライバルはスマート『フォーツー』」という答えが多かった。

ある20代後半の販売担当者は、ライバル車について「社内的にはスマート・フォーツーでしょう。iQについてお客様とお話しするとき『スマートってご存知ですよね』という切り口で始めます」と語っていた。

また「ライバルではなくベンチマークとして意識したクルマはある」と同社グローバル営業企画部第2商品計画室の梶川真二郎氏は語る。

「軽自動車がライバルのように見られるかもしれないが、それは違うと思う。iQは、フォーツーや『MINI』といったプレミアム・コンパクトに興味を持っている人たちなどにインパクトを与えるクルマで、欧州コンパクト車を、ライバルというよりもベンチマークとしながら開発してきた」

前述の担当者は、iQの持つプレミアム性について「『トヨタ初』、『世界初』という要素がこのクルマにはいくつもあるから、お客様にも直感的でわかりやすいプレゼンができる。同価格帯のクルマを並べられたら、『値段ではない』と自信を持ってお答えできる」と語っていた。

さらに梶川氏は、「スマートやミニとの差は、全長が3mを切る小ささでちゃんと4人乗れること。4人乗れても居住空間はしっかりしていて、安全性や走行性能にも優れているところが強み。iQのプレミアム性は、デザインをはじめとした徹底的なトヨタのこだわりの凝縮にあると思う。ユーザーに受け入れられるかどうかはチャレンジ的なところもあるが」と話していた。

iQにとって、欧州コンパクト車はあくまでひとつの基準。世界で唯一無二のクルマであることに変わりないということか。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【メルセデスベンツ Eクラスオールテレイン 新型試乗】Eクラスを選ぶならこれが一番。ただしお値段は…中村孝仁
  2. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
  3. 地面が光る「埋込型信号」が日本初導入、「横断歩道がわかりやすくなった」効果に期待
  4. インフィニティの中型SUV『QX60』、改良新型は表情一新…初の「SPORT」も設定
  5. マツダ『CX-5』新型、7月10日世界初公開へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る