タダノは16日、ホイール・クレーン「CREVO160」とコベルコ「RK160-5」のスライドプレートの不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、2004年7月16日 - 2008年8月22日に製作された229台。
緩衝装置のリーフスプリング端部を支えるスライドプレート固定ボルトのネジロック剤塗布量が不足しているため、ボルトが緩み、スライドプレートが脱落するおそれがある。
全車両、ネジロック剤を正規量塗布した新品のボルトに交換するほか、スライドプレートが脱落している場合は新品を取り付ける。
不具合発生件数は6件で、市場からの情報で発見した。事故は起きていない。