【トヨタ クラウン 試乗】指摘すべき不満点が…松下宏

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【トヨタ クラウン 試乗】指摘すべき不満点が…松下宏
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全面的な変更を行なった“ゼロ・クラウン”に対し、今回のモデルは主要コンポーネンツをキャリーオーバーしており、クルマ作りのうえでの制約が多かったはず。だが、仕上がりのよさはさすがに『クラウン』という印象で、指摘すべき不満点がほとんどないクルマだった。

【画像全6枚】

エンジンの動力性能は従来のままだが、「アスリート」の3.5リットルは豪快な走りが可能だし、「ロイヤルサルーンG」の3.0リットルは静かで滑らかな走りを可能とする。2.5リットルエンジンも不満のない実力を発揮する。よくしつけられた6速ATと合わせて走りの性能に不満はない。

乗り心地や静粛性などは従来からじゅうぶんに高いレベルにあったが、それをさらに進化させただけでなく、モードの切り換え機構を備えることによってエンジン、AT、ステアリング、サスペンションなどのフィーリングをスイッチひとつで変えることができるようになった。乗り心地の違いがとくにはっきりと感じられ、好みに合わせて走りが選べるのは歓迎できる。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★
インテリア/居住性:★★★★
パワーソース:★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★

松下宏|自動車評論家
1951年群馬県前橋市生まれ。自動車業界誌記者、クルマ雑誌編集者を経てフリーランサーに。税金、保険、諸費用など、クルマとお金に関係する経済的な話に強いことで知られる。ほぼ毎日、ネット上に日記を執筆中。

《松下宏》

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