三菱自動車は、京都府とGSユアサ・パワーサプライが行う電気自動車の共同研究に三菱自動車が開発した電気自動車『i MiEV』が利用されると発表した。
三菱自は10月1日から、電気自動車の実証試験と普及活動のため、GSユアサに電気自動車i MiEV2台を供給しているが、うち1台が京都府とGSユアサの共同研究に利用される。
研究の実施期間は2009年3月31日までの予定で、同車は京都府の公用車として利用されるほか、市町村などが開催するイベントでの車両展示や同乗走行、駅伝の先導車など広範囲に使用される。
三菱自は、地球温暖化・石油エネルギー代替への対応として、大容量リチウムイオン電池と小型・高性能モーターを搭載した電気自動車のi MiEVを開発中で、2009年夏までに市場投入を予定している。
また、電気自動車の早期実用化・普及のため、複数の電力会社や地方自治体とi MiEVの実証走行試験を実施している。