【スタッドレスガイド'08】小さな穴が氷上で効く…ミシュラン X-ICE XI2

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【スタッドレスガイド'08】小さな穴が氷上で効く…ミシュラン X-ICE XI2
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JDパワー社の冬用タイヤ顧客満足度5年連続1位を守っているミシュランの最新スタッドレスタイヤが、『X-ICE XI2』(エックスアイス エックスアイツー)である。これまで『DRICE』『X-ICE』と歴代のスタッドレスタイヤでもユーザーの高い満足度を得ていたが、X-ICE XI2でさらに満足度を高めるべく性能を上げてきた。

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X-ICEはデビューしてから4年経つ。他社のモデルチェンジのサイクルは3年が多い中でスパンが長いといえる。これはミシュランという会社の方針で、性能的にもクオリティとしてもよいものを作って、長めのモデルライフとすることが結果としてエコロジーにつながると考えているからだ。タイヤのスペックを変更すれば、生産設備を変えなくてはいけないわけだが、その頻度を下げることが地球環境にも優しくなる。XI2はGREEN Xマークが付き、転がり抵抗低減によりエコドライブにも貢献している。

ということで、新しいX-ICE XI2も大幅な飛躍をしている。まずトレッドコンパウンド(接地面のゴム)は新たに開発したフレックス・アイス・コンパウンドと呼ばれるものを採用した。温度が低いところではしなやかさを保ちアイス路面でのグリップを確保。温度が高いことでは柔らかくなりすぎずしっかりグリップする特性を持つ。アイスとドライの両方の路面で性能を上げることを目指している。

トレッドパターンも全面的に変更した。これまでの回転方向指定というコンセプトは同じだが、アドバンス・トレッドブロックと呼ぶ新しいパターンになった。水膜を除去し氷に密着してしっかりグリップさせることにより、アイス路面でのブレーキ性能の大幅向上を目指している。

アイス路面では接地面積拡大とエッジ効果を高めることが有効だが、これらによってアイス路面でのブレーキング性能を約15%向上させているという。そのひとつがマイクロポンプだ。ブロックの端は長い切れ込みのサイプではなく、丸い小さな穴を作っている。これにより水膜の除去とブロック剛性のアップを実現したのだ。ブロック剛性のアップはエッジ効果を得るためと、ドライ路面での性能アップ、さらに偏摩耗抑制効果も期待できる。

もちろんこれまでのクロスZサイプは継承されており、吸水効果とブロック剛性確保の技術は生きている。

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