ホンダは、水冷・4ストローク・V型2気筒エンジンを搭載した400ccのクルーザーモデル『シャドウ<400>』をフルモデルチェンジして『シャドウクラシック<400>』、追加モデル『シャドウカスタム<400>』を11月7日に発売する。
両モデルとも今回、新設計の水冷・4ストローク・OHC・V型2気筒エンジンに、電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)を採用することで、中低速域の出力特性の向上を図った。クルーザーとして優れた乗り味を実現するとともに、燃費を従来モデルに比べて約11%向上した。同時に、マフラーに触媒装置(キャタライザー)を内蔵することで、2007年国内二輪車排出ガス規制に適合させた。
さらに、V型2気筒エンジン特有の味わい深い音色にこだわったデュアルマフラーを採用した。特に高速走行時に心地良い排気音を演出する。
また、新たにメンテナンス性を向上するため、シャフトドライブを採用した。
シャドウクラシックは、ライディングポジションの自由度を高めるため、ハンドル形状とステップボードの位置を大幅に見直し、ロングツーリングでも疲れにくいライディングを実現している。同時に、フロントディスクブレーキの位置を車体右側に変更することで、車体全体の重量配分の最適化を図った。
シャドウカスタムは、大径21インチのフロントホイールを採用した。前後のショートフェンダーの採用とあいまって、車体全体にトライアングルをイメージした美しいスタイリングを目指した。
価格はシャドウクラッシックが78万7500円、シャドウカスタムが76万6500円。