アナログ・デバイセズ、車載用オーディオプロセッサ3品種を発表

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アナログ・デバイセズ、車載用オーディオプロセッサ3品種を発表
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米国アナログ・デバイセズ社は、同社のSigmaDSPオーディオ・プロセッサファミリーを拡張し、多数のオーディオ・ソースの信号のルーティングと処理を必要とする車載用ヘッド・ユニットとアンプ向けに、3種の新製品「ADAU1442」、「ADAU1445」、「ADAU1446」を発表した。 

これらの新製品は、業界をリードするオーディオ命令セットに加え、フレキシブル・オーディオ・ルーティング・マトリックス(FARM)を搭載する。

これにより、カーオーディオ・サブシステムの設計者は、オーディオ・データの処理速度を大幅に向上でき、さらにCDチェンジャー、MP3やDVDプレーヤー、衛星ラジオ、GPSナビゲーション・システムや、その他の非同期オーディオ・ソースのオーディオ信号のルーティング、クロッキング問題の複雑さの低減を図れる。

また、システム設計者は、FARMソリューションを用いることで、現状のスピーカ、アンプ、リスニング環境における制約を迅速に補償でき、スピーカ・イコライゼーション、マルチバンド圧縮、リミット処理やサードパーティのアルゴリズムを介して、オーディオ品質の飛躍的な改善を実現した、としている。

新しいSigmaDSPオーディオ・プロセッサは、最大8個のステレオ非同期サンプルレート・コンバータ、1個のS/PDIF(ソニー/フィリップス・デジタル・インターフェース)入出力トランシーバ、I2S(インターICサウンド)、TDM(時分割多重)フォーマットをサポートするシリアル入出力を内蔵する。これらの入力はすべてSimaDSPコアや、あらゆる出力とルーティングできるようになっており、システム設計を柔軟に対応できる。

新しいオーディオ・プロセッサ・ファミリーのSigmaDSPコアは、フル28ビット処理(倍精度モードで56ビット)、フィルタの安定性を保証するための同期パラメータ・ローディング、ADIのSigmaStudioグラフィカル設計ツールと合せて使用した場合の100%コード効率が特長だ。

《レスポンス編集部》

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