石油情報センターが発表した石油製品の店頭価格の週次調査によると、10月20日時点でのレギュラーガソリンの全国平均価格は1リットル当たり157.4円で、前の週と比べて4.2円下落した。これで11週連続の下落となる。
原油価格の下落や円高の進行を受けて、石油元売各社は卸価格を引き下げているほか、需要低迷で小売店が店頭価格を引き下げている。
レギュラーガソリン価格が150円台となったのは約5か月ぶり。激戦区である埼玉は151.7円で、140円台まであと一歩にまで迫っている。
ハイオクガソリンは4.3円下落して168.2円、軽油が3.5円下がって144.0円だった。
★e燃費(運営:IRIコマース&テクノロジー)によると、10月22日のレギュラーガソリンの全国平均価格は145.3円/リットル、ハイオクは 155.6円/リットル、軽油は133.3円/リットル。石油情報センターによる平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。