【トヨタ iQ 発表】運転席は180cm+・90kg+でも問題なし

自動車 ニューモデル 新型車
【トヨタ iQ 発表】運転席は180cm+・90kg+でも問題なし
【トヨタ iQ 発表】運転席は180cm+・90kg+でも問題なし 全 5 枚 拡大写真
15日に発表された、トヨタのマイクロプレミアムカー『iQ』。外見は超コンパクトボディながら、180cm+・90kg+の記者のような大柄な人でも問題なく3人は乗れるという。そこで、まずは運転席から実際に乗ってみた。

ドアの開度は80度ぐらいだが、3ドアなのでサイズが大きく開口部が広いので、記者でも窮屈な思いをせずに乗れる。車高は最近の軽自動車や同社の『ヴィッツ』よりも低くいほどで(全高1500mm)、搭乗時に頭をぶつけそうだが、そんなことはなかった。また、シートのヒップポイントの低さから、乗降時はヒザをかなり曲げるように感じられたが、こちらも思ったほどでもない。ちなみに降りる時には、非常に地面が近く、すぐ足が着く感じだ。

運転席に座ってみると、天上との間には、手のひら1枚分のスペース(数cm)がある。室内高1145mに対し、記者の座高は約1mほどだが、ヒップポイントが低めな点、薄型シートバックを採用している点などが効いているようだ。その一方で、運転席からの視界も違和感はなく、実際に走らせてみないとわからない部分もあるが、死角が多いようには見えなかった。

チルトステアリングなので上下に調整でき、目一杯上げた上で、シートを若干後退させると、ヒザ周りは結構スペースができる。それでいて、ヒジを曲げて余裕を持たせた状態でステアリングに手が届く。欲をいえば、もう少しだけステアリングを手前に引き寄せられればベストである。左足ブレーキでも、ヒザが特にどこかに当たるということはなかった。

足下も広い。エンジンレイアウトとディファレンシャルギアの工夫で、全長で2985m、室内長で1560mmというコンパクトさでも奥行きに余裕があり、アクセルペダルも奥に配されている。ただし、ペダル類は少し小さめで、記者の28cmのデカ足にはもう少しサイズがほしい気も。それと、足の置き場に困るほどではないのだが、左足のフットレスト(フロアに角度がつけてあるタイプ)がもう少し立っているとベストという感じだ。

《デイビー日高》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. レクサス『IS』改良新型、米国はハイブリッドなし..V6ガソリンだけを設定
  4. メルセデスベンツ『Cクラス』次期型を予告、光る大型グリル採用…初のEVも設定へ
  5. ブリッド、高級スウェード調生地採用の新型リクライニングシート「ガイアススリー・レイムス」発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る