三菱ふそう、ポルトガル工場の キャンター 累計生産15万台達成

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三菱ふそう、ポルトガル工場の キャンター 累計生産15万台達成
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三菱ふそうトラック・バスは、欧州向けに小型トラック『キャンター』を生産する連結子会社の三菱ふそうトラック・ヨーロッパ(MFTE)のトラマガル工場での累計生産台数が、1980年に生産開始以来、今年10月で15万台を達成したと発表した。

これを記念して同工場では式典を開催した。トラマガル工場は、1993年に累計5万台、2000年に累計10万台を生産している。

MFTEのトラマガル工場は、ポルトガル・首都リスボンの約150km北東に位置し、欧州向けの小型トラックのキャンターの生産拠点、また欧州地域の販売店への卸売り業務を行う三菱ふそう欧州事業の主要拠点としての役割を担っている。

同工場は、ポルトガル、フランスの合弁事業として1964年から軍用機を生産、1980年にキャンター第1号車のノックダウン生産を開始し、その後、1990年7月に三菱自動車工業が同工場に出資した。1996年3月には、小型トラック専用工場として欧州における主要な生産拠点となった。

その後、三菱自動車工業からの分社化に伴い、2004年7月に社名をMFTEに変更した。

式典には、ダイムラー・トラック部門総責任者のアンドレアス・レンシュラー氏を始め、三菱ふそうのハラルド・ブルストラー社長らが出席し、キャンターのラインオフセレモニーを行った。レンシュラー氏は「次期欧州向けキャンターの生産を引き続き同工場で行うことを決定し、その生産体制整備のために総額2000万ユーロを設備投資する」と述べた。

《レスポンス編集部》

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