【スズキ スプラッシュ 発表】日本と欧州の仕様の違いは

自動車 ニューモデル 新型車
【スズキ スプラッシュ 発表】日本と欧州の仕様の違いは
【スズキ スプラッシュ 発表】日本と欧州の仕様の違いは 全 6 枚 拡大写真
スズキから発売された『スプラッシュ』は、スズキのハンガリー工場で生産されて日本に輸入されている。日本に導入するにあたり特別にチューニングされている部分はあるのだろうか。

スプラッシュのアシスタントチーフエンジニアを担当した鈴木正倫さんは「スプラッシュの日本仕様の最も大きな変更点はミッションです」。

「欧州では5MTや4ATを採用しているのに対して日本では市場の要望の高いCVTを組み合わせています。このパワートレインは『スイフト』の1.2リットルと共通のタイプで、それを日本から送りハンガリーで組み付けています。また、日本では標準的な装備となった後席パワーウィンドウや電動格納ドアミラー、プッシュ式カップホルダー、セキュリティアラームなどを追加しています」

「ただし、サスペンションのチューニングや専用開発されたタイヤなどは欧州仕様と共通ですので、走りに関しては欧州車のテイストを存分に味わっていただけます」とコメント。

グローバル化が進んだスズキとはいえ、低価格のコンパクトカーを欧州から逆輸入して、ここまでの仕様変更を加えることはコストの面でなかなか大変だっただろう。さらにスプラッシュには6個のエアバッグや後席に3名分の3点式シートベルトやヘッドレストを備えるなど、充実した安全装備も採用されている。

そう考えると、スプラッシュの価格設定は非常に健闘しているといえる。

《岡島裕二》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ダイハツ『ムーヴ』開発責任者が語る、スライドドアを採用した「3つの理由」
  2. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  3. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  4. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ』が進化! SNSでの注目は「デザイン」と「屋根が付くか」
  5. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る