日本SGIとセントラル警備、セグウェイ を公園の巡視に

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日本SGIとセントラル警備、セグウェイ を公園の巡視に
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日本SGIとセントラル警備保障は共同で、国営ひたち海浜公園(茨城県ひたちなか市)で、立ち乗り電動二輪車『セグウェイ』を使用した園内巡視の実証実験を開始すると発表した。

今回の実証実験は、今年5月から約3か月間行ったセグウェイを園内の巡視用途に活用する実証実験を延長するとともに、新たにセントラル警備が提供するAED(自動体外式除細動器)、消火器およびモバイルガード(GPS全地球測位システム)を3台の「セグウェイPT i2警備向けパッケージ」に搭載し、園内を約2カ月にわたって巡視するもの。

公園での実証実験では、従来のバイクでの巡視に比べ、「人混みや芝生の上など、バイクでは不可能であった狭い場所まで巡視できるようになった」、また「声がかけられやすく、気軽に質問されるようになった」など好評。

こうした結果を踏まえ日本SGIは、今回の実証実験でさらにセグウェイによる巡視の可能性を広げ、急病人の救助や小火発生時の初期消火、危機管理センターと連携したセグウェイの動態管理の仕組みなどを視野に入れた広域の公共施設でのセグウェイと、セグウェイに搭載された状態での機材の有用性や耐久性などを検証する。

また、セントラル警備では、セグウェイが警備員や警備担当者のアシストを行うことで、様々なシーンを想定した環境下での安心・安全を実現しうるヒューマンサポートツールとしての可能性について研究する。

セグウェイは、短距離から数km程度の移動、巡回などの移動に適したモビリティで、電動式で、排出ガスはゼロ。小回りがきき機動性に優れ、周囲からの視認性が高く、同時に広範囲を見渡せるという点から、欧米では既に850以上の警備・警察機関での活用が進んでいる。

国内における警備での事例は、東京ビッグサイトでの実証実験の他、埼玉県越谷市にオープンした国内最大級のショッピングセンター「イオンレイクタウン」でも館内警備用途として使用されている。

《レスポンス編集部》

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