捜査車両が無人で坂を滑走

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24日午前、沖縄県那覇市内の県道で、路肩に停車していた警察の捜査車両が無人のまま約70mを滑走し、道路右側のガードレールに衝突する事故が起きた。滑走してくるクルマを避けようとした1人が軽傷を負っている。

沖縄県警・那覇署によると、事故が起きたのは24日の午前11時40分ごろ。那覇市松尾2丁目付近の県道で、同署・交通捜査課が事故の検証を行っていたところ、同課の捜査車両(ワゴン車)が無人のまま動きだした。

ワゴン車は約70m滑走して交差点に進入。交差道路を斜めに横切って、道路右側のガードレールに衝突した。滑走してきたクルマに気づき、同課の警官と、路肩で事情聴取を受けていた男性はその場から逃れようとしたが、慌てたために転倒。クルマにはねられることはなかったが、男性は右手を打撲する軽傷を負った。警察では現場までこのクルマを運転してきた38歳の警部補から自動車運転過失傷害などの容疑で事情を聞いている。

捜査車両はエンジンを停止させた状態で路肩に止まっていたが、後の検証でサイドブレーキが甘かったことが判明。現場が坂道だったこともあり、無人で動き出したものとみられている。

《石田真一》

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