現場散乱の破片からひき逃げの容疑車両を特定

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今月21日に奈良県橿原市内の県道で発生した死亡ひき逃げ事件について、奈良県警は25日、48歳の男を自動車運転過失致死や道路交通法違反容疑で逮捕している。現場に落ちていた容疑車両の破片から特定したという。

奈良県警・橿原署によると、問題の事故は21日午後7時5分ごろ発生している。橿原市十市町付近の県道で、道路を横断しようとしていたとみられる74歳の女性がクルマにはねられた。女性は近くの病院に収容されたが、全身強打が原因でまもなく死亡している。

女性をはねたクルマは現場から逃走しており、警察では死亡ひき逃げ事件として捜査を開始。現場に散乱していた破片から車種を特定し、車当たり捜査を実施したところ、河合町内に在住する48歳の男が容疑に関与したものと判断し、ひき逃げ容疑で逮捕した。

調べに対して男は「大きな音がした。ケガしているだろうと思ったら怖くなり、そのまま逃げてしまった」などと供述しているようだ。

《石田真一》

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