【PENTAX レンズ使ってみた】魚眼&★でモーターショーを撮る

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【PENTAX レンズ使ってみた】魚眼&★でモーターショーを撮る
【PENTAX レンズ使ってみた】魚眼&★でモーターショーを撮る 全 37 枚 拡大写真

ライブビューとセットで威力を発揮…DA 10-17mm FISHEYE F3.5-4.5

魚眼ズームらしい強烈なゆがみが特徴の対角(180度)魚眼レンズ。スタイリングを正しく見せるという目的からすると、ゆがみの強いこのレンズはクルマ単体の撮影には適さないが、モーターショーはクルマ“だけ”を撮るイベントではない。世界中から来た報道陣や地元の来場者がどんな関心を抱いてこのクルマを見に来たかというのも、伝えるべきテーマのひとつ。そこでコンセプトカーに群がる人びとを強調したいならこのレンズに限る。ピンスポットを写し込んだときの光芒も魚眼レンズならでは。

【画像全37枚】

魚眼のメリットを生かして頭上から撮り下した構図を得ようとすると、脚立が必須になるが、K20Dに採用されたライブビューの機能と組み合わせればカメラ高く上げて構図を確認するだけでそれらしい写真が撮れる。被写界深度が非常に深いので、ピントを大きく外すこともまずない。また、インテリアの撮影では広々感を出すには最適だ。ただしあまりにワイド側だとゆがみが大きすぎて個々のパーツ形状が分かりづらくなってしまうこと、また自分の足まで写ってしまうこともあるので注意したい。

モーターショーの撮影以外でも、180度の画角を活かせる場面は意外に多い。エッフェル塔を真下から撮ると、ブルーにライトアップと相まって実に幾何学的な構図の写真になった。

実勢で5万円を切る価格は、この種の魚眼レンズとしては非常にリーズナブル。単焦点を買い足す前に、魚眼の1本でも持っておくかと思わせるのに十分な魅力を持つレンズだ。

◆コンパクトさとシャープな写りが魅力…DA 55-300mm F4-5.8

キットレンズと組み合わせれば、35mm換算で28mmの広角から450mmの超望遠までをカバーできる望遠レンズ。Wズームキットで同梱されている50-200mmよりも高倍率ながらも、シャープな写りで評判のDAレンズだ。モーターショーでは、もっぱらプレスカンファレンス時のポートレートレンズとして、サブ機のK100Dに取り付けて使用した。

まず、特筆すべきなのはコンパクトさと軽さだ。SIGMAの70-300mm F4-5.6 DG Macro(非APO)と比べると長さで1cm弱短い程度だが、一回りスリムで軽い。ズームするとそれなりに鏡胴が伸びるが、フォーカス時にSIGMA 70-300mmほど前玉が飛び出ない。また、ワイド端55mmスタートというのも使い勝手がいい。モーターショーでは、55mmならばプレスデー程度の人出なら引いて車両の撮影にも使うことができ、ポートレートにも最適だ。70mmスタートではこうはいかない。ただ、SIGMAにはスイッチで切り替えるマクロフォーカスモードがあり、最短撮影距離が95cmとDA 55-300mmの140cmに比べてアドバンテージがある。

このクラスの望遠レンズはフォーカス時のレンズ可動幅が大きいため、勢い余ってAFを外すこともしばしばだが、クイックシフトフォーカスを駆使すればピントが合わずにイライラさせられることもない。

写りはなかなかシャープで、DA★16-50mmと比べるとこってりとした色乗りで、ポートレートにも向く。室内でのテレ端撮影はK100DのCCDシフト式手振れ補正といえども厳しいものあるが、1/200sec程度のシャッタースピードを保って、慎重に構えてシャッターを切ればブレの頻度はかなり減る。サイズ的にも画角的にも、そして使い勝手の面においてもパフォーマンスに優れたレンズと言えるだろう。

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《北島友和》

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