山陽特殊製鋼の中間決算…経常益2.1%増 新興国向け特殊鋼好調

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山陽特殊製鋼が発表した2008年9月中間期の連結決算は、売上高は前年同期比20.8%増の989億7200万円と増収。営業利益は同0.7%減の73億8100万円だった。

主要需要業界である自動車業界で、北米や国内向け販売が低迷したものの、新興国向けを中心とした旺盛な需要により生産は堅調に推移、産業機械、建設機械業界向けも順調で特殊鋼熱間圧延鋼材の生産は高水準で推移したため。

収益では、高騰していた鉄スクラップなどの原燃料価格が高騰したことによる売上原価の上昇などがあったが、売上げ増やコストダウン効果で経常増益となった。

経常利益が同2.1%増の72億5700万円。投資有価証券評価損など特別損失を計上、当期純利益は同9.4%減の36億2800万円の減益となった。

通期業績見通しは、売上高が同12.8%増の1900億円、営業利益が同9.4%減の126億円、経常利益が同5.2%減の123億円、当期純利益が同8.7%減の66億円となる見通し。

《レスポンス編集部》

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