【サンパウロモーターショー08】シボレーのクロスオーバークーペ コンセプト

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【サンパウロモーターショー08】シボレーのクロスオーバークーペ コンセプト
【サンパウロモーターショー08】シボレーのクロスオーバークーペ コンセプト 全 6 枚 拡大写真

GMはサンパウロモーターショーにコンセプトカー、シボレー『GPiX』を出品した。2ドアの小型クロスオーバークーペという新セグメントを提案した意欲作だ。

GMは世界に11のデザイン拠点を擁するが、GPiXはブラジルのGMデザインセンターが手がけた。Gはグローバル、PiXはピクチャーとイメージを意味する。

エクステリアは最低地上高を引き上げた背の高いSUVフォルム。しかし、ボディタイプは2ドアだ。ルーフ後部がカーブしたクーペのようなデザインは、スポーティでダイナミックな印象を与える。GMは「南米は道路事情の悪い国も多いため、どんな道路でも走行できる新種のクロスオーバークーペとして開発した」と説明している。

細部のディティールは上下2分割のメッシュグリルが『クルーズ』を連想させるなど、最近のシボレー車との共通点が見受けられる。LEDヘッドランプはプラグインハイブリッドカー『ボルト』のように先進的なイメージだ。

インテリアは大人4名が座れる十分な空間を確保。フロアはフラットな設計で乗り降りのしやすさに配慮する。パノラミックガラスルーフは抜群の爽快感。Bluetooth対応オーディオや携帯コンピューターへの対応など、最新エンタメ機能も満載する。

GMはエンジンに関しての詳細は発表していないが、ブラジルらしくガソリンとエタノールの両燃料に対応したフレックス仕様。直4の高効率ユニットを搭載している模様だ。

GPiXは現時点ではコンセプトカーだが、外観はほぼ市販レベルに達している。近い将来、ブラジルなど南米市場専用車として発売される可能性がありそうだ。

《森脇稔》

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