スバル富士重、通期業績予想は据え置き 北米で健闘

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スバル富士重、通期業績予想は据え置き 北米で健闘
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富士重工業(スバル)は31日、2009年3月期の第2四半期累計業績と通期見通しを発表した。急速に悪化している北米での販売が前年比で若干のプラスを確保できる見通しであり、通期は売上高、各利益とも期首予想を据え置いた。

通期の世界販売は、期首計画より2万台少ない61万6000台(前期比3%減)に見直した。北米も約1万台減の21万2000台に修正したものの、1%増の計画だ。『フォレスター』など新モデルが貢献している。

ただ、営業利益は49.6%減の230億円、純利益は45.9%減の100億円と大幅な減益になる。売上高は1.8%増の1兆6000億円と過去最高を確保する。

森郁夫社長は「実体経済は急速に悪化しているが、(10年度までの)中期計画は着実に進展していると評価している。こういう不透明な時期は在庫を圧縮し、スピード感をもって対処したい」と語った。

第2四半期までの累計業績は、為替変動による影響が想定より軽微だったため、期首見通しを上回った。売上高は前年同期比5%増の7442億円、営業利益は3%減の183億円。世界販売は4%増の28万2000台とプラスを確保した。

《池原照雄》

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