スバル富士重の中間決算…為替差損などで営業減益、通期業績見通しは据え置き

自動車 ビジネス 企業動向
スバル富士重の中間決算…為替差損などで営業減益、通期業績見通しは据え置き
スバル富士重の中間決算…為替差損などで営業減益、通期業績見通しは据え置き 全 1 枚 拡大写真

富士重工業(スバル)が発表した2009年3月期の連結決算は、当期純利益が前年同期比43.9%減の44億円と大幅減益となった。

国内の新車売上げ台数は『フォレスター』が順調だったものの、軽自動車の販売低迷で同5.1%減の9万4000台にとどまった。しかし、海外の売上げ台数は欧州、その他地域が順調で同9.3%増の18万8000台と大幅に伸びた。このため、売上高は同5.0%増の7442億円と増収だった。
 
営業利益は売上げ増で375億円、試験研究費の減少で38億円などの増益効果があったものの、為替差損で200億円、諸経費の増加で194億円、原材料高騰などで25億円の減益効果が影響、同3.0%減の183億円にとどまった。
 
経常利益は同28.4%増の182億円だった。
 
通期業績見通しは、新車売上げ台数を従来計画から国内が1万2000台マイナスの20万1000台、海外が8000台マイナスの41万5000台に下方修正するものの、売上高や収益の予想は前回発表を据え置いた。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  2. 唯一無二の4気筒250cc!カワサキ『Ninja ZX-25』初の特別仕様「RR」登場に「よっ!待ってました」の声
  3. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
  4. 2人乗りの特別なトヨタ『シエンタ』登場に「日本一周したい」「こういうの欲しかったんだよ」など反響
  5. ランボルギーニの新型スーパーカー、初のカスタマイズ仕様「ポルト・チェルヴォ」公開
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る