日産が30日発売した軽自動車SUVの『キックス』は、三菱『パジェロミニ』のスタイリングをほぼ踏襲している。ベースのパジェロミニと異なる点は、エクステリアではフロントのグリルと、リアに装着されるスペアタイヤカバー、リアとホイール中央のエンブレムのみ。
フロントバンパーについては、パジェロミニが一部を除いてバンパーの突起部がブラックで塗装されているが、キックスはボディカラー一色で塗られている。
インテリアはパジェロミニがブラウン系のパネルやシートを採用していることに対して、ブラックモノトーンの内装となり、助手席のアッパーパネルが独自形状であること、ステアリングホイールの日産エンブレムとなっている。
また、カラーリングはパジェロミニにはない「ミディアムグレー」を用意、キックスのホワイトはパール塗装の「ホワイトパール」に変更されている。
仕様面では、キックスのグレードの「RX」/「RS」はパジェロミニの「VR」/「ZR」に近い。特長としては全グレードでオーディオレス仕様になっていることと、その場所に1DIN小物入れがあること。ユーザーが好きなオーディオやナビゲーションを取り付けることができる。また、パジェロミニでは用意される後輪駆動の2WDはキックスにはない。