ハイブリッドカー、価格とデザインが浸透へのネック…リサーチTV調べ

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ハイブリッドカー、価格とデザインが浸透へのネック…リサーチTV調べ
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「リサーチTV」を展開するネットエイジアは、「ハイブリッドカーについての意識調査」を実施、その結果をまとめた。世帯年収700万円以上で自分専用の自動車を保有しているが、ハイブリッドカーではない男女20 - 49歳の582人から回答を得た。

ハイブリッドカーの試乗経験を聞いてみたところ、「試乗した経験がある」は12%、「試乗した経験はないが、乗車した経験はある」が18.7%にとどまった。
 
次に「試乗した経験も、乗車した経験もない」と回答した403人に、試乗意向を聞いたところ、「試乗してみたいと思う」が81.9%を占めた。 また、ハイブリッドカーに関心があるかを尋ねたところ、「関心がある」が83%を占めた。関心を持ち始めた時期は「今年に入ってから」が16.1%、「2006年 - 2007年」が31.3%と、ここ数年、急激にハイブリッドカーへの関心が高まっている実態を示した。
 
ハイブリッドカーに関心がある483人に対し、ハイブリッドカーへの買い替え意向があるかどうかを尋ねたところ、「具体的な予定があり、購入したいと思う」と回答したのは3.5%にとどまった。ただ「具体的な予定はないが、購入したいと思う」は82.4%だった。この購入意思を持つ回答者415人に、ハイブリッドカーの購入予算を聞いたところ、最もボリュームが多かったのは「200万円以上 - 300万円未満」で44.3%。
 
さらにハイブリッドカーに関心があるが、ハイブリッドカーには買い替え意思のない68人に、その理由を複数回答形式で聞いたところ、「価格がまだ高いから」が最も多く69.1%、「好きなデザインがないから」が38.2%、「故障が心配だから」が11.8%だった。

《レスポンス編集部》

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