首都高、二輪車の37%でETC装着

自動車 ビジネス 企業動向
首都高、二輪車の37%でETC装着
首都高、二輪車の37%でETC装着 全 1 枚 拡大写真

いまや通行料割引に欠かせないETCだが、首都高速を利用するオートバイでも、徐々に浸透しつつあることが、首都高速会社(佐々木克己社長)の調べでわかった。

二輪車ETCサービスは、2006年11月からスタートした。翌07年4月、半年経過後の利用率はオートバイ通行全体の13.6%、その後、半年ごとの調査で、20.8%、33.8%と利用率を高め、今年10月の段階では37.8%を占めるまでに拡大した。首都高速のオートバイ利用車両は一日約7000台前後を推移している。

四輪車のETCサービスは、01年3月に一般運用が始まった。その当時の3公団(日本、首都高速、阪神高速各道路公団)のETC利用率は、開始から半年で0.8%、2年後で5.4%だった。現在でも、首都高速のETC装着車全体の利用率は78%前後だ。

当時のETCサービスは、利用者にメリットが少なかったこともあるが、遅まきながら始まった二輪車ETCサービスは、かなり速いペースで普及が進んでいることになる。

同社は、車載器の当たるバイクスクラッチキャンペーン(07年12月と08年8月)、1万円のギフト券が当たるレッツバイクETCデビューキャンペーン、バイク用ETCコミコミ9800円キャンペーン(08年1 - 3月)を繰り返してきた。

「こうした効果もあり、オートバイのお客様が四輪車より速いペースで取り付けて頂き、利用率の上昇に繋がっていると思います」(距離別料金本部制ETC促進グループ)

《中島みなみ》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  2. 日産『リーフ』新型発売にスタンバイ、家庭用充電器や太陽光パネル設置支援、米国でサービス開始へ
  3. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  4. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  5. 高速道路初、「コールドストーン」のパフェアイスクリーム自販機が登場…関越道高坂SA
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る