日産の米国新車販売は33%減…10月実績

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日産の米国新車販売は33%減…10月実績
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北米日産は11月3日、10月の新車販売の状況を明らかにした。総販売台数は5万6945台で前年同月比は33%減と2か月連続のマイナス。『マキシマ』、『ヴァーサ』(日本名:『ティーダ』)、『ローグ』を除く全車が前年実績を割り込んだ。

日産ブランドの乗用車系では6月末に発売した『マキシマ』が前年同月比33%増の4341台と好調。『ヴァーサ』も2.7%増の6889台と堅実さを見せた。『GT-R』も321台が顧客に納車されている。しかし、『アルティマ』は18.5%減の1万7753台、『セントラ』は43.1%減の4400台にとどまった。

ライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系は厳しい。『フロンティア』は68.7%減の1551台、『パスファインダー』は78.1%減の1142台、『エクステラ』は76.7%減の1136台、『タイタン』は79.9%減の1007台、『クエスト』は78.6%減の354台と激減した。唯一好調だったのは小型SUVの『ローグ』で、10.8%増の5584台を販売している。

インフィニティブランドも販売は不振。『Gセダン』(日本名:日産『スカイライン』)は27.5%減の2647台、『M』(日本名:日産『フーガ』)は22.3%減の1193台、『FX』は45.5%減の954台と後退した。

北米日産は11月30日までの期間限定でゼロ%金利キャンペーンを『ヴァーサ』、『アルティマ』、『セントラ』、『ローグ』、『ムラーノ』の5車種に導入。11月の販売結果にどう表れるか注目だ。

《森脇稔》

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