ひき逃げした男、事故当時は泥酔状態か

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2日夕方、石川県金沢市内の市道で、道路左側の路肩を歩いていた40歳の男性が、後方から進行してきたクルマにひき逃げされて重傷を負う事故が起きた。クルマは現場から逃走したが、警察は後に56歳のタクシー運転手の男をひき逃げ容疑で逮捕している。

石川県警・金沢西署によると、事故が起きたのは2日の午後4時ごろ。金沢市大野町4丁目付近の市道で、道路左側の路肩を歩いていた40歳の男性が、後方から進行してきたクルマにはねられた。

男性は弾き飛ばされ、左手の指を骨折するなどの重傷を負ったが、クルマは現場からそのまま逃走。通報を受けた警察では重傷ひき逃げ事件として捜査を開始した。

同署が周辺での不審車両捜索を行っていたところ、現場近くで衝突痕のある軽乗用車を発見。このクルマのフロントガラスに被害者の毛髪が付着しており、警察はこれが容疑車両と判断。このクルマを所有する56歳のタクシー運転手の男を自動車運転過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

事故当時、男は泥酔状態だったとみられ、現場の約200m手前でカーブミラーに接触する単独事故も起こしていた。調べにおいては「ビール数本を飲んだ後にクルマを運転した」とは認めているものの、「当たったのはカーブミラーであって、人じゃない」などと容疑の一部を否認しているようだ。

《石田真一》

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