11月4日、Hondaウェルカムプラザ青山で開催された「第12回カフェカブミーティング in 青山」のメインイベントは、ユーザー参加型のカスタムカブコンテスト。当日は300台以上のスーパーカブが会場に集結した。
用意された賞は全部で10種類。「遠くから来たで賞」は、なんと博多から参加した自転車。会場からは笑いと拍手で迎えられた。また、最年長賞は75歳、最年少賞は16歳。スーパーカブが幅広い年齢層に受けている車種というのが実感できた。
人気投票で第一位に選ばれたのは、名古屋から自走で参加した杉浦広一氏。発表会の後に話を伺ったら、実はこのスーパーカブは友人から売ってもらったものとのこと。大部分のカスタムパーツは自作で揃えており、作るのも楽しみのひとつだと言う。
杉浦氏は「最近は100円ショップでも、いい素材が手に入ります。バインダーとか魚焼き用の網とかね。それを加工したりペイントしたりして愛車に組み込んでいます。過去に一度だけバイク雑誌に載せてもらったことがあるんですが、まさか今回も賞をもらえるとは……ありがたいですね」と謙虚なコメント。
愛車を間近で見させてもらったが、細部まで丁寧に作られていた。ピカピカの愛車で、さぞかし手入れがタイヘン……かと思いきや、よっぽど汚れていなければ掃除は月に一度程度だそうだ。これからも大事に乗ってください!