日野自動車は6日、路線バス『ブルーリボンII』のターボに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、2004年12月20日 - 2007年8月8日に製作された987台。
ターボチャージャ回転の変動に対して、ターボコンプレッサ翼車の強度が不足しているため、発進時にエンジンを高回転域まで使った操作を繰り返すと、翼車が破損し、白煙の発生や出力不足となり、運行できなくなるおそれがある。
全車両、ターボチャージャを対策品と交換する。不具合発生件数は8件で、市場からの情報で発見した。事故は起きていない。